プロデューサーに聞く AbemaTV人気の秘密と制作の裏側

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 制作面では、スマホは画面が小さいので、登場人物を増やさないようにしています。ひな壇みたいに芸人さんがワイワイしていても見えにくいんです。また、文字が小さいとわからないですからテロップもあまり使いません。地上波でのテロップはわかりやすさ、見やすさ、途中から見る人に対して状況を補足したり、笑いをとることができるので、ここ15~20年使われていますが、それがない分、バラエティーはトークで勝負しているところが大きいですね」

■テレビとは補完関係

 視聴者層は若者に限らず、60代もいるという。

「エロとお笑いをミックスしたピース綾部さんがMCの『妄想マンデー』だと35歳から45歳がコアな視聴者で60代の男性もいるようです。居間で見られない番組を自分の部屋で見ている人が結構いるようで、テレビとは敵対せず、補完関係にあります。

 番組作りの指標は視聴率ではなく、視聴者数。今は数字の分析よりも直感で作って成果を積み上げている段階です。4月の改編からさらに10倍楽しいものにするつもりです!」

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