ホッケー少年から俳優 立花裕大“生みの親”陣内孝則に感謝

公開日: 更新日:

 撮影ではよく怒られました。「スタート!」の声がかかったのに、キョロキョロしてまばたきをたくさんしたり。稽古と本番って全然違うのにも驚きました。本番はエキストラがたくさんいて、本番の声がかかった途端シーンと静まりかえる……。でも、陣内さんは大きな声でこういう感じでやってほしいと実際にやってみせて、わかりやすく芝居をつけてくれました。「OK!」の声もすっごく大きくて。教えてもらううち、少しずつ自分が成長していくのを感じて、スタッフや共演者と仲良くなって撮影の最後には胸がいっぱいになりました。

 公開されたのは中学3年になってから。ドキドキしながら見たけど不思議な感じでしたね。自分の顔がスクリーンにアップで映り、音楽とか、仲良くなった衣装さん、共演者のみんなとやったことが凝縮されてて。友達や親戚の反響もすごいし、自分でも親や友達と3回も見に行って撮影の時のことをどんどん思い出して……感動が蘇って俳優をやりたい! と思いました。

■洋服を段ボール何箱分ももらったことも

 陣内さんは「やりたいだけやれ!」と言ってくれました。陣内さんの映画とか舞台も見に行かせていただいて少しずつ勉強。高校までは学業優先だったけど陣内さんが出演する「交渉人~THE NEGOTIATOR~」(テレビ朝日系)にゲストで出させてもらった時は自宅で直々に指導してくれました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が