地方再生のカリスマに 西川貴教の郷土愛とビジネスセンス
T.M.レボリューションこと、歌手の西川貴教(47)が29日、滋賀のアンテナショップ「ここ滋賀」(東京・日本橋)のオープニングセレモニーに登壇。西川と同じく滋賀出身のジャーナリスト田原総一朗氏(83)もテープカットに参加、台風22号の影響で大雨にもかかわらず、熱心な西川ファンが詰めかけた。
9月に自身が主催する「イナズマロックフェス2017」が台風18号の影響で中止されたのに続き、またもや台風の影響でイベントは屋内に変更。報道陣の「まさに嵐を呼ぶ男ですね?」の質問に、「三日月県知事もなかなかの雨男で。琵琶湖を感じていただければと……今までは(有楽町の)交通会館にあり、正面には北海道のアンテナショップがあって、なかなか滋賀は見つけにくかった。悲願の日本橋出店です」と笑顔で返した。
■ロックフェスの経済効果は10億円
西川は、滋賀ふるさと観光大使第1号に任命され、ロックフェスを立ち上げた地元PRの“功労者”。当時、一緒に「イナズマ――」を立ち上げた嘉田由紀子前滋賀県知事(67)がこう言う。