「欽どこ」お母さん・真屋順子さん死去 相次ぐ闘病の末
昭和を代表する女優のひとり、真屋順子(本名・高津詔子)さんが長い闘病生活の末、昨年12月28日に死去していたことが分かった。75歳。葬儀・告別式はすでに近親者のみで行った。
大分県出身。1976年から10年間にわたって放送されたテレビ朝日系の高視聴率番組「欽ちゃんのどこまでやるの!?(欽どこ)」のお母さん役でレギュラー出演し、人気を博した。
69年にドラマで共演した俳優の高津住男さんと結婚。2000年以降は次々に難病に襲われ、苦しい闘病の晩年だった。00年に脳出血で倒れ、左半身まひなど後遺症が生じた。04年、脳梗塞を発症。10年には高津さんが亡くなり、心不全に。11年には大動脈瘤が見つかり、大手術を受けた。
昨年7月、TBSテレビ系「爆報!THEフライデー」に出演、ほぼ寝たきり状態になっていたことを明らかにした。これが最後のメディア出演となった。