保釈の吉澤ひとみは実刑を免れられない? 弁護士に聞いた
ただし実刑を免れる可能性もなくはない。決め手は示談だ。
「保険会社に示談を任せると時間がかかるので、被告の弁護士が被害者との示談を独自に進めることがよくあります。その場合、保険会社から下りる金額より多めの額、たとえば1.5~2倍を払うことが多い。もちろん、これは被告が自分の財布から払うお金。公判中に示談が成立すれば執行猶予もあり得ます。示談金は裁判を有利にするための対価なのです」(谷原誠氏)
元検事の落合洋司弁護士は検察側の求刑が2~3年で判決は懲役または禁錮2年、執行猶予3~4年ではないかと言う。
「起訴されると1カ月から1カ月半で1回目の公判が開かれ、ここで起訴状の朗読と論告求刑が行われると思われます。早ければこの時点で結審し、2回目で判決が下りる。11月中に結論が出ると思われます」(落合洋司氏)
牢屋に入るかどうかは示談次第。弁護士の頑張りが注目される。