資産運用では負け知らず…松居一代の“200億円”を検証する
実際のところ、松居の資産は一体いくらあるのか。分かる範囲で改めて検証してみた。
06年に掃除グッズ「マツイ棒」が大ヒットすると、その次にプロデュースした“マツイ鍋”こと圧力鍋の「マジッククッキング(1万2800円)」は、120万個売れ、150億円の売り上げがあったという。松居はそのロイヤルティーだけで10億円を手にしたといわれているが、他にも「マツイ洗剤(5980円)」など20商品をプロデュースしているわけだから、ザッと20億円は超えたとみていい。
04~06年までに、お掃除本も4冊出版。累計で100万部近く売り上げ、同時期にかなりの数の講演もこなした。それでも100億円には遠く及ばない。
●小見出し リオ五輪、アベノミクス、トランプ相場をことごく的中
「松居さんが資産を大きく増やすキッカケになったのは、リオ五輪といわれています。09年に開催国がブラジルに決まりましたが、彼女はその数年前からリオに決まると予想し、ブラジルにまつわる金融商品を買い漁っていました。ブラジルで稼いだ金額だけでも数十億は下らないはずです」(金融業界関係者)