著者のコラム一覧
小田桐誠立教大学・武蔵大学非常勤講師

1953年青森県生まれ。出版社勤務を経て79年から著述業に専念。著書に「ドキュメント生協」「消えたお妃候補たち」「PTA改造講座」「テレビのからくり」「NHKはなぜ金持ちなのか?」など。07年9月から15年3月までBPO「放送と青少年に関する委員会」委員を務める。

総裁選をバッサリ…はっきり言い切る“橋下節”に思わず同感

公開日: 更新日:

診断結果は…【可】

橋下徹とともに今後の日本を考えたいと思います」

「田崎史郎さんには自民党総裁選の舞台裏を語ってもらいます。橋下さんには野党にカツを入れてもらいます」

 9月22日、土曜朝の日本テレビ系・読売テレビ制作の「ウェークアップ!ぷらす」はMCの辛坊治郎のこんな一言から始まった。橋下は最初は2011年12月から15年12月の大阪市長時代について、「政策と理念にこだわってしまった」と自省。「辞めたのは?」と田崎から問われると「その辺りは私の責任力のなさ」と低姿勢だった。

 しかし、徐々にはっきり言い切る橋下節が全面展開になり、「地方票よりも大事なのは国会議員票で石破氏は(6年前より)減らしている」と言う田崎に対し、「そもそもこの総裁選がおかしい。総理・総裁はだれが決めるのか。国民が決める仕組みにしないと民主主義の後進国だ。去年の総選挙で安倍自民党は勝利しながら、今回の総裁選。石破氏が(自民党総裁に)選ばれたら、改めて総選挙をやらなければならない」と橋下は疑問を投げかけた。

 最後までハッキリした態度を示さなかった小泉進次郎については「議員には国会議員で居ればいいというタイプと、国を背負って何かをやるんだというタイプがいるが、私は後者のタイプだと思っていたので非常に残念!」とバッサリ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇