暴言騒動の久保田&武智…“じゃない方”はブレークの好機か
それにトンだ被害を受けるのはコンビの相方だ。活動自粛や謹慎となれば、おのずとコンビの活動はできない。それどころか、現状を考えれば、コンビ解散、あるいは活動休止という名の実質的な解散も十二分に考えられるからだ。相方の連帯責任を負わされるのは納得できないだろう。
しかしながら、とろサーモン村田秀亮(39)の“今後”については悲観する声は少ない。「以前から俳優でもナレーターとしても評価が高い。ピンでも十分通用する」(在京キー局プロデューサー)というのだ。
お笑い評論家のラリー遠田氏は「もちろん、いずれのコンビも解散して欲しくない」と前置きした上でこう話す。
「そもそも『とろサーモン』は個々の活動に力を入れている一面もあり、決してコンビ色が強いわけではありません。今回の騒動で村田さんが責められるような事態にはならないと思います」
スーパーマラドーナの田中一彦(41)に至っては「アメトーーク!」(テレビ朝日系)で向上心のない芸人として出演し、仕事をやる気のないクズっぷりを露呈していたが、「それはそれで人とは異なるキャラとして評価され、バラエティーの変人枠で起用されやすい。田中さんはタレント性があり、競争率の高いトークにたけた芸人枠を狙うより、自身の個性を生かせるポジションにいる」(ラリー遠田氏)。