"ガンダム女王"森口博子の夢は 願うのでなく、決めること
「夢には締め切りがない」(森口博子/TBS「サワコの朝」12月8日放送)
4歳の頃から歌手になりたいと思っていた森口博子(50)。そんな彼女が語った一言が、今週の言葉だ。
森口博子の歌手人生は「ガンダム」と共にあったと言っても過言ではない。小学生の頃から母親に「歌手になって、おうちを一軒プレゼントする」と言っていたという。しかし、中学生になって、数多くのオーディションにことごとく落ちてしまった。そんな中、ようやく17歳で手にしたチャンスが1985年に始まったアニメ「機動戦士Zガンダム」(テレビ朝日)の主題歌を歌うことだった。
だが、その後は鳴かず飛ばず。事務所からは「才能がないから福岡へ帰れ」とまで言われた。けれど、森口は諦めなかった。「なんでもやります」と言うと、顔と名前を売るためにバラエティー番組に進出。「鶴ちゃんのプッツン5」(日本テレビ)で、「オスのロバを口説け」という“ムチャブリ”にも「ロバリン」と呼び、耳に息を吹きかける機転を見せ、一気に「バラドル」としての才能を開花させた。