著者のコラム一覧
青山佳裕

1954年、東京生まれ。美空ひばりの時代から取材歴40年。現在も週刊誌などで活躍するベテラン直撃記者。

エリカ様は張り込み班に「なに撮ってんだよばかやろう!」

公開日: 更新日:

 スライド式のドアを何の躊躇もなく開くと、怒鳴り始めた。

「なに撮ってんだよ、ばかやろう!」

 聞きしに勝る猛女。だが、なぜかその声には威圧感も怖さもなかった。ちょっと心が抜けているような感じ。怒鳴り声からは、酒井法子を直撃したときのような、怒りが伝わってこないのだ。

 私生活では2008年に結婚発表した22歳年上の夫との不仲説が流れ、2013年に離婚してしまう。その後、レゲエファッションのブランドなどを手掛ける30代のデザイナーとの交際説が流れ、都内で母親リラさんと3人、一緒に暮らしているという報道もあった。そうしたこともあって、沢尻の自宅マンション前には芸能マスコミが詰めかけた。外出のとき、沢尻は自家用車を自ら運転することが多かった。

■「別に」騒動後に一変した取材対応

 開店休業のような時期を経験したからか、沢尻は態度を改め、マスコミの取材対応も変わっていく。自宅前で直撃されると、足を止め、質問に気さくに応え、雑談したりする。手づくりのハート形チョコレートを手渡し、「ご迷惑かけているので、これどうぞ」と笑顔を向けたりするのだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  2. 2

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功が休養でテレビ業界大激震…キー局編成関係者「いずれ番組の打ち切り話が出てくる」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  1. 6

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 8

    【動画あり】イケイケ国民民主党に“パワハラ問題”噴出!女性衆院議員からの罵倒叱責で体調不良に…4人も離党の異常事態

  4. 9

    “現代の遊女”吉原のソープ嬢はNHK大河ドラマ『べらぼう』をどう見ている? 地元は特需に沸く

  5. 10

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ