著者のコラム一覧
青山佳裕

1954年、東京生まれ。美空ひばりの時代から取材歴40年。現在も週刊誌などで活躍するベテラン直撃記者。

エリカ様は張り込み班に「なに撮ってんだよばかやろう!」

公開日: 更新日:

 平成19年、2007年9月29日、映画「クローズド・ノート」の初日舞台挨拶は平成芸能史に残るハプニングがあった。

 沢尻エリカ(当時21)の「別に」騒動である。金髪のかつらに肌を露出したキャミソール姿を見た事務所の先輩女優、竹内結子から「ギャートルズみたいでかわいいね」と言われたことが不機嫌の理由とされたりしているが、どうなのか。

 騒動前、タレントの中山秀征が司会の情報バラエティー「ラジかるッ」にゲスト出演したときも、ぶすっとして、超のつくほどの不機嫌であった。トークはほとんど成立せず、「弱点はなんですか?」との質問に「ないし、あっても教えません」と言っていた。

 直撃取材を試みた。都内の高級スーパーで買い物をしているところをキャッチし、いつものバンで店の前の通りで張り込んでいると、沢尻が顔を上げた。ぱっと人目をひく美女だ。たしかにその表情には険がある。

 カメラマンともども、息を潜めていると、こちらをいぶかしげに見て、つかつかと真っすぐ向かってきた。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ダウンタウン浜田雅功の休養でよぎる2023年の「意識障害」報道…「前日のことを全く記憶していない」

  2. 2

    フジテレビ30代アナ永島優美、椿原慶子が辞めて佐々木恭子、西山喜久恵50代アナが居座る深刻

  3. 3

    ダウンタウン浜田雅功が休養でテレビ業界大激震…キー局編成関係者「いずれ番組の打ち切り話が出てくる」

  4. 4

    男性キャディーが人気女子プロ3人と壮絶不倫!文春砲炸裂で関係者は「さらなる写真流出」に戦々恐々

  5. 5

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  1. 6

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  2. 7

    志村けんさん急逝から4年で死後トラブルなし…松本人志と比較される女性関係とカネ払い

  3. 8

    【動画あり】イケイケ国民民主党に“パワハラ問題”噴出!女性衆院議員からの罵倒叱責で体調不良に…4人も離党の異常事態

  4. 9

    “現代の遊女”吉原のソープ嬢はNHK大河ドラマ『べらぼう』をどう見ている? 地元は特需に沸く

  5. 10

    日テレ「さよなら帝国劇場」でわかったテレビ軽視…劇場の階段から放送、伴奏は電子ピアノのみ