目玉は歴代アナ…開局特番で露呈したフジの“お手軽”姿勢

公開日: 更新日:

 3月25~29日の5日間にわたり、フジテレビ開局60周年特別企画の生放送バラエティー特番「グレイティストTVショー~ブラウン管が生んだスターたち~」が放送された。

 テレビが生んだスターをキーワードに「びっくり人間編」「スーパー一般人編」「世間をにぎわせた人編」「エンターテイナー編」など連日テーマを分けて紹介した。

 番組の目玉はMCをフジの歴代人気女子アナが日替わりで担当することで、25日は高島彩&中野美奈子。26日は加藤綾子椿原慶子。27日は河野景子八木亜希子。28日は木佐彩子&内田恭子。29日は小島奈津子&西山喜久恵というメンツだ。

「放送は夕方15時50分からと、誰が見るのかというような時間帯で過去のVTRを見せるだけのお手軽かつ格安企画。これが60周年特別企画では手抜きという印象も。河野&八木の回は『恥ずかしながら帰ってまいりました』の横井庄一や1億円を拾った大貫久男、16連射の高橋名人や美白の女王・鈴木その子を紹介。

 残りは河野&八木の女子アナ時代の伝説を披露し、2人に有賀さつきを加えたフジテレビ3人娘が『私たちがアナウンサーだったころ』を出版し、サイン会に大行列ができたとかなんとか。久々に脚光を浴びてうれしいのか、河野景子が妙にはしゃいでいました」(テレビウオッチャー)

 60周年のフジが誇れるものは“女子アナ”ってことなのだろう。底が浅すぎない?

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大友康平「HOUND DOG」45周年ライブで観客からヤジ! 同い年の仲良しサザン桑田佳祐と比較されがちなワケ

  2. 2

    阪神・西勇輝いよいよ崖っぷち…ベテランの矜持すら見せられず大炎上に藤川監督は強権発動

  3. 3

    歌手・中孝介が銭湯で「やった」こと…不同意性行容疑で現行犯逮捕

  4. 4

    佐々木朗希の足を引っ張りかねない捕手問題…正妻スミスにはメジャー「ワーストクラス」の数字ずらり

  5. 5

    阪神・藤川監督が酔っぱらって口を衝いた打倒巨人「怪気炎」→掲載自粛要請で幻に

  1. 6

    巨人・小林誠司に“再婚相手”見つかった? 阿部監督が思い描く「田中将大復活」への青写真

  2. 7

    早実初等部が慶応幼稚舎に太刀打ちできない「伝統」以外の決定的な差

  3. 8

    「夢の超特急」計画の裏で住民困惑…愛知県春日井市で田んぼ・池・井戸が突然枯れた!

  4. 9

    フジテレビを救うのは経歴ピカピカの社外取締役ではなく“営業の猛者”と呼ばれる女性プロパーか?

  5. 10

    阪神からの戦力外通告「全内幕」…四方八方から《辞めた方が身のためや》と現役続行を反対された