元・看護師の結花乃さんが「きんぎょすくい」に込めた思い
NHK「みんなのうた」で神歌と話題の「きんぎょすくい」の作者でシンガー・ソングライターの結花乃。医大の看護科出身という異色の経歴の彼女を直撃した。
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歌手を志したのは高校2年の時だそう。
「初めてカラオケに行き、楽しいことを見つけたと心が震えました。それまでひとりで歌うなんて恥ずかしいと思っていたので。でも進学校でしたし、歌手になりたいという願望は封印し、大学でも趣味の範囲でボイストレーニングに通ったりしていました」
晴れて看護師になったにもかかわらず、退路を断って歌手に。
「大学を卒業し、看護師になり患者さんと接している中で、自分の話をしているうちに本当に自分のやりたいことは歌だと確信して、看護師を辞めて歌の道を選びました。ところがオーディションは中高生ら若い子ばかりで全く受からず、数年が過ぎ、これで最後にしようと思ったオーディションで今の事務所に入ることが決まりました」
創作活動は携帯電話を駆使しているとか。