コスプレ戦略の次は?宇垣美里アナ終わらない“居場所”探し
4日、都内で行われた「進撃の巨人展FINAL」オープニングイベントに、フリーアナウンサーの宇垣美里(28)が登場した。宇垣は「進撃の巨人」のヒロイン、ミカサのコスプレで登場。一緒に登壇した、お笑いコンビの和牛は「コスプレ、何やってもいけるやん」と絶賛。自身も大好きなマンガとあって、ノリノリで「戦わなければ勝てない……」と名ゼリフを披露した。
宇垣はTBSを3月に退社した後、写真集を出版したり、イベントにも引っ張りだこ。昨今の女子アナ戦国時代に大健闘しているひとりだが、女子アナ評論家の松本京也氏がこう言う。
「男好きする“等身大彼女”風なルックス、肌の露出もいとわないコスプレ、闇を抱えたぶっちゃけキャラが好まれています。アナウンサーとしての実力もあるし、これが15年前ならもっと騒がれた存在になっていたはず。ところが今は、セント・フォースのフリー女子アナなど競争が激化。宇垣さんは今のところテレビのレギュラーがなく、イベントも含め単発の仕事が多いのが難点といえば難点。キャラづくりも、セクシー路線には元日本テレビの脊山麻理子、女子ウケボディーは先輩の田中みな実とポジションが埋まっているだけに、どこに居場所をつくるか“隙間探し”が非常に難しい。今は、コスプレキャラが旬ですが、いつまでやるか、次はどこへ転向すべきか、考えどころでしょう。知名度を高めるのはテレビ露出なので、元TBSの看板を生かし『半沢直樹』の続編などのキャスティングに潜り込みたいところでは」
同時期にTBSを退社した吉田明世(31)は、妻、母という立場も生かしてレギュラー番組も持っている。作品になぞらえ、人生の選択を問われると「4月にフリーになったことが人生の中で一番の選択でした」と語る宇垣。女子アナ界の間隙を縫ってどう開花するのか。