令和の大女優候補 清野菜名の超ストイックな女子会ライフ
オンエア中の「オープンハウス」のCMで、転校生役の長瀬智也に密かに恋心を抱く生真面目な小学生の学級委員長役を演じているが、このキャラもまたどハマり。まるで「ちびまる子ちゃん」にそのまま出てきそうなキャラクターが清野の素に最も近そうだ。
もっとも、ただの“かわい子ちゃん”ではないところが、清野の評価をますます高めている。中学時代はバスケ部に所属。走り高跳びで160センチをクリアして全国大会に出場した。映画「バイオハザード」のミラ・ジョボビッチに衝撃を受け、アクション女優になる決心をし、高等専修学校在籍中はアクション部に所属。アルバイトをしながらアクションを磨く日々を送り、19歳の時に2014年公開の映画「TOKYO TRIBE」(園子温監督)で風俗嬢のヒロイン役に抜擢された。
「フルヌードの濡れ場や激しいアクションシーンなど、ハードルの高いシーンの連続で、当時無名だった清野の登場に観客はド肝を抜かれました。以降、アクションのできる女優としての地位を確立しましたが、彼女の本来持つ、そこ抜けに明るい性格や、我慢強くストイックに演技を追求する熱心さが、女優としてのスキルをものすごいスピードで上げていった感じがします。その経歴や容姿から、第2の綾瀬はるかと言われていますが、綾瀬を超える日も遠くないかもしれません」(弘世一紀氏)