終活に専念?職場から自宅へ直帰のビートたけしの品行方正
〈老後なんてのはくだらなくて、みすぼらしいのが当然だ。それを素晴らしいものにしようと虚勢を張ると、かえって辛くなってしまうんだよ〉〈人生は年齢を重ねるごとにつまらなく不自由になっていく。夢のように輝かしい老後なんてないってことだ。老いるってことは想像以上に残酷だ〉
ビートたけし(72)は、昨年末に刊行した著書「『さみしさ』の研究」(小学館)の中で「老い」と「孤独」について、このように語っていた。
この半年前の2018年3月、たけしはオフィス北野から独立。それに伴い、所有株式をたけし軍団のガダルカナル・タカなどメンバー8人に譲渡し、名実ともに師弟関係は消滅した。そして、たけしは15年に自身が立ち上げた事務所「T.N.ゴン」に移籍した。
今年6月には40年間連れ添った夫人とも協議離婚。慰謝料捻出のために都内に複数あった自宅を売却し、100億円ともいわれる財産全てを夫人に渡したといわれている。離婚後、出演した「新・情報7DAYS ニュースキャスター」(TBS系)では、〈お金とられたー! 残ったのは家だけ。家と犬だけ。くぅ……〉と、うなだれた。