赤江珠緒コロナ肺炎入院で…テレ朝が大慌ても対策後手後手
■“コロナ軽視”の姿勢に止まらぬ批判
一方、「報道ステーション」(テレビ朝日系)で総合演出を担当していた赤江の夫は、11日からコロナを発症。連日40度近い熱が続き、一時は深刻な事態となったが、その後回復に向かい、現在は退院できたと報告している。
赤江の感染源は夫であることが疑われる中、「報ステ」は24日の放送で、富川悠太アナを含む番組関係者で5人目の感染者が出たことを報告した。
「テレ朝は4月17~19日には本社を立ち入り禁止にして、全館消毒を行いましたが時すでに遅し。“番組内クラスター”が起きたことは疑いようがない。番組は約2週間の経過観察を終えて復帰した徳永有美アナや小木逸平アナが支えているが、番組内クラスターに至った経緯の説明はいまだにない。報道番組の足元で集団感染を引き起こしてしまった“コロナ軽視”の姿勢に批判はやみません」(メディア関係者)
慌てたテレ朝は、「スタッフは原則自宅作業」「3密を避けるソーシャルディスタンス維持の徹底」などを打ち出し、局への入館時は24時間体制の“水際作戦”も開始。入館するには局員・タレントを問わず入り口で検温が義務づけられたという。テレ朝関係者はこう話す。
「37度以上だと館内に立ち入ることができません。また、感染者の漏れがないようにサーモグラフィーで全員の発熱状況も確認しています」
局の看板報道番組で集団感染を発生させてしまった後の後手後手対応。コロナ軽視の代償は大きい。