吉川晃司主演「由利麟太郎」に期待大…TV復権の追い風も

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「本放送時には教師と中学生の恋愛という設定へのマイナスイメージが先行、ネットの評判も辛口優勢だった『中学聖日記』ですが、深夜の再放送で評価が上がった。放送時間帯によって視聴者の感じ方は変わります。その結果、有料配信やパッケージソフトへの誘導にもなる。すべて“新作”で編成をしなくても、うまく再放送を利用することで新たな視聴者を獲得できることに気づいたはずです」

 実際、本来なら「13年ぶりの復活」で話題になるはずの篠原涼子(46)主演「ハケンの品格」(日本テレビ系=水曜夜10時)の枠にスポットで再放送された「ごくせん」(2002年本放送)が話題に。ネットでは〈このまま全話続けてほしい〉なんて声が上がったほどだ。

「そうなると新作のハードルは高くなりますけど、やはり期待しちゃいますね」と、前出の亀井氏は16日に始まる「探偵・由利麟太郎」(カンテレ制作・フジテレビ=夜9時)を推す。

 由利麟太郎はミステリーの巨匠・横溝正史が「犬神家の一族」の“金田一耕助”以前に登場させた銀髪の探偵。54歳にして連続ドラマ初主演となる吉川晃司(54)がその役を務める。

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