吉川晃司主演「由利麟太郎」に期待大…TV復権の追い風も

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「ウィズ・コロナの新しいステージに入った」と、小池百合子都知事が11日に「東京アラート」の解除を宣言。テレビでは今週18日、木村拓哉(47)主演「BG~身辺警護人~」(テレビ朝日系=木曜夜9時)がようやくスタートするなど、4月クールのドラマの再開がいくつか決定。「新しい生活様式」の中で、テレビも次のフェーズに入った様子だ。

「さまざまな制約で新作の制作が止まった中、バラエティー番組の総集編やドラマの再放送でしのいできましたが、在宅時間が増えて“テレビ回帰”となったのは、世帯視聴率が示しています。“無料の娯楽”という地上波テレビの優位性でしょう」(広告代理店関係者)

 とはいえ、情報番組ではコロナ関連ネタと“文春砲”ネタに頼っているのも地上波テレビ。それにしてもネタ元に関係する事務所やスポンサーへの忖度が働いていることに、多くの視聴者は気づいている。

「そんな状況だからこそ、最初からフィクションだと分かっているドラマの面白さに身を委ねたいもの。だから過去の名作の再放送も熱く支持される」とは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。このコロナ禍こそ「テレビ復権の最大のチャンス」と、亀井氏はこう続ける。

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