話題沸騰のNiziU “K-POP式”スター誕生スタイル成功の秘密
韓国JYPエンターテインメントとソニーミュージックとの共同オーディション「Nizi Project(虹プロジェクト)」から誕生した、9人組ガールズグループ・NiziU(ニジュー)が先月30日にプレデビューし、話題になっている。
配信限定ミニアルバム「Make you happy」は、iTunes総合トップアルバム・ランキング1位、Apple Musicなどの音楽配信サイトも1位を獲得、新曲MVがユーチューブにアップされると初日で1000万回再生とロケットスタート。
約1年間に及ぶオーディションの模様は日本テレビとHuluで配信。
「芸能ニュースが激減して、『スッキリ』が番組中で繰り返し流したおかげで認知度が高まった。ステイホーム期間中で高視聴率の地上波で、NiziUにとっては追い風でした」(テレビ関係者)という。
Nizi Proは、TWICEや2PMを輩出したプロデューサー、J・Y・Park(48)が選出。半年間の韓国合宿の後「メンバー決定=即デビュー」で、各人の完成度の高さもウリ。テレビ発信の“K―POPスタイル”で、未完成な新人を応援しながら育てる“AKB48方式”とは対極だ。むしろ90年代にモーニング娘。やCHEMISTRYを輩出した「ASAYAN」(テレビ東京系)に近いため、40代の中年層には懐かしさも。今後は本格デビューと世界進出を狙っているという。