多部未華子「わたナギ」も 4文字略称ドラマはなぜ伸びる?

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 最近なら、今年1月期放送の『恋つづ(恋はつづくよどこまでも)』も、初回9.9%から、最終10話で15.4%まで伸ばしている。

ドラマの初回から見ているコアなファンにとってみれば、自分が一番最初に“キャッチー”な4文字の略称を作って、ハッシュタグ(#)を付けてSNS上で拡散したいわけです。熱烈なファン同士の“隠語”みたいなもので、ドラマについて熱く語り合いたい。それがジワジワとSNS上で拡散され、ドラマの数字も上がっていくという図式が出来上がっています。昨今のドラマのヒットは、SNS抜きには語れませんね」(前出のエリザベス松本氏)

 熱烈な支持者がいるから4文字に略されるし、ハッシュタグを付けて打ち込みやすい4文字に略せるからヒットもしやすい……どちらも当てはまるというわけだ。

「確かに番組の企画会議でも、4文字にできるかどうかでタイトルが左右されることも、結構あるような……」(制作会社スタッフ)

 もちろん、いくら4文字に略せても、肝心の中身がスカスカではヒットはおぼつかない。

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