「タモリは無抵抗を貫きながらス~ッと無欲に生きてきた」
「漫画家の赤塚不二夫先生の代表作『天才バカボン』の主人公バカボンのパパの口癖に<それでいいのだ>がある。タモリは人の悪口とか言わないし、有名になっても威張ったことはない。散々悪いことも、もちろん面白いこともやってきたし、ブラックな芸もやった。でも人を陥れるとか、そういうことも絶対にしなかった。崇高な人間だよ。アイツは芸をやりながら、芸能界で生きていきながら、自分の<生き方そのもの>について、赤塚先生の言うところの『これでいいのだ』と考えている節がある。世の中の流れに沿いながら<ス~ッと生きてきた>のがタモリ。オレはそう思っているよ」