どちらも中島みゆきであり、シンガー・ソングライターとしての懐の深さ、多面性なのだろう。だが、時代に呼び戻されるようにブームとなり、結婚式ソングの定番にも数えられている昨今の風潮を当人はどう思っているのか。
「マスコミへの沈黙は今も昔も変わりません。漏れ伝わってくるところでは、長く介護をしていたお母さんを2014年に亡くしたそうです。その悲しみ、疲れもあってか、いつも3年先のスケジュールまで立ててきた中島さんが仕事をセーブされるようになっていたそうです。それはコロナ禍の前からです」(音楽関係者)
昭和、平成、令和と歌い継がれる中島みゆき。その魅力の神髄は時代を超越する言葉と歌声の力だろう。