菅首相“スマイル全開”でスカスカ…ニコ生で薄ら笑いの本心

公開日: 更新日:

「皆さん、こんにちは。ガースーです」――。いつもの仏頂面はどこへやら。菅首相は11日、ニコニコ生放送に出演。冒頭、司会を務めたジャーナリストの鈴木哲夫氏にひと言求められ、薄ら笑いを浮かべてこう応じたのには、のけぞった視聴者が少なくなかったのではないか。新型コロナウイルスの感染再拡大に歯止めがかからない中、危機感ゼロ。案の定、批判の嵐だ。

 ◇  ◇  ◇

 菅首相が官邸から生出演したのは「菅義偉総理が国民の質問に答える生放送」と銘打たれた番組で、放送時間は30分。リアルタイムで視聴者からのコメントが画面上に表示されるのがニコ生の特徴だ。安倍前首相も頻繁に出演したニコ生は、菅首相にとってもホームグラウンドのようなものなのか。「菅総理の就任直後にニコ生側から依頼があり、総理サイドは〈その企画なら〉と即OKを出したそうです」(与党関係者)というから本人も乗り気だったようだ。

 国会や会見では苦虫をかみつぶしたような表情を浮かべているのに、スマイル全開。事前に募った質問と、番組中に寄せられた疑問が直接、菅首相に投げかけられたのだが、薄っぺらなのは笑いだけではなかった。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 2

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  3. 3

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード

  4. 4

    フジテレビが2023年6月に中居正広トラブルを知ったのに隠蔽した「別の理由」…ジャニーズ性加害問題との“時系列”

  5. 5

    フジ女子アナ“上納接待”疑惑「諸悪の根源」は天皇こと日枝久氏か…ホリエモンは「出てこい!」と訴え、OBも「膿を全部出すべき」

  1. 6

    中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

  2. 7

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  3. 8

    中居正広「引退」で再注目…フジテレビ発アイドルグループ元メンバーが告発した大物芸能人から《性被害》の投稿の真偽

  4. 9

    NHKは「同様の事案はない」と断言するが…フジテレビ問題で再燃した山口達也氏の“EテレJK献上疑惑”

  5. 10

    GACKTや要潤も物申した! 中居正広の芸能界引退に広がる「陰謀論」のナゼ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松本人志は「女性トラブル」で中居正広の相談に乗るも…電撃引退にショック隠しきれず復帰に悪影響

  2. 2

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  3. 3

    べた褒めしたベッツが知らない、佐々木朗希"裏の顔”…自己中ぶりにロッテの先輩右腕がブチ切れの過去!

  4. 4

    フジテレビ労組80人から500人に爆増で労働環境改善なるか? 井上清華アナは23年10月に体調不良で7日連続欠席の激務

  5. 5

    ついに不動産バブル終焉か…「住宅ローン」金利上昇で中古マンションの価格下落が始まる

  1. 6

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 7

    中居正広「華麗なる女性遍歴」とその裏にあるTV局との蜜月…ネットには「ジャニーさんの亡霊」の声も

  3. 8

    和田アキ子戦々恐々…カンニング竹山が「ご意見番」下剋上

  4. 9

    紀香&愛之助に生島ヒロシが助言 夫婦円満の秘訣は下半身

  5. 10

    フジテレビにジャニーズの呪縛…フジ・メディアHD金光修社長の元妻は旧ジャニーズ取締役というズブズブの関係