菅首相“スマイル全開”でスカスカ…ニコ生で薄ら笑いの本心
感染再拡大の要因と指摘されている肝いりの「Go To トラベル」の一時停止については、「いつの間にかGo To が悪いことになってしまったが……」と言い訳がましく、「考えていない」と断言。「(政府の新型コロナ)感染症対策分科会から『移動』については感染との関連性が低いという提言をいただいているんです」と従来の主張を繰り返し、かたくなな姿勢は変わらなかった。
一方、事業規模73.6兆円の追加経済対策をめぐり、医療機関支援などとほぼ同じ5.6兆円が支出される国土強靱化について、「なぜ、いま必要なのか?」と質問されると、集中豪雨や地震などの災害頻発を列挙し、「やるべきことは継続してやる」と回答。続けて聞かれてもいないのに「2050年(までに)、カーボンニュートラル(を目指す)と宣言しました」「脱炭素社会に向けて約2兆円の基金を積んだ」などと脈絡なく“成果”をペラペラ。〈話をそらしている〉〈それどころでは(ない)〉といった厳しいコメントが画面上を流れていた。
庶民派宰相の化けの皮がはがれ、国民に自助を強いる菅首相の人気はダダ下がり。