海老蔵“ステージパパ”へ一直線 息子の襲名年内実現に意欲
市川海老蔵(43)の「団十郎襲名」が先延ばしになっている中、海老蔵が長男の堀越勸玄(7)の「市川新之助襲名」を今年中に進めたいと吐露したと発売中の「女性自身」が報じている。
当初は、昨年のうちに海老蔵親子がダブル襲名。東京五輪で華々しくお披露目の後、2年かけて襲名披露興行を行う予定だった。しかしながら、コロナ禍で頓挫し、いまだメドが立たず。歌舞伎界では4歳から7歳のうちに襲名するのが一般的で、後に続く“海老蔵”襲名スケジュールがずれ込んでしまうことを懸念しているという。
芸能リポーターの川内天子氏がこう言う。
「ご自身の襲名披露は個人の問題ではなく、歌舞伎界全体の一大行事なのでどうにもならないのは百も承知。ただ勸玄くんの襲名だけなら、ある程度成田屋の裁量で現実化できる余地がある。勸玄くんが成田屋のプリンスであることは揺るぎない事実ですが、市川新之助を襲名するということは“一人前の歌舞伎役者”として見られ方も変わる。今しかできない役どころ、芸を教え込みたいのは、成田屋の当主としてもっともでしょう」