TOKIOが聖火リレー辞退 ジャニーズは東京五輪から撤退準備
3月25日からスタートする東京五輪の聖火リレーの出発地となる福島県が、南相馬市を走行予定だったTOKIOがランナーを辞退したことを発表したのは6日のこと。TOKIOは、日本テレビ系「ザ!鉄腕!DASH!!」の人気企画「DASH村」で長年、福島に通い続け、さらに東日本大震災後、原発事故による風評払拭のため県産品のPRにも取り組んできただけに衝撃は大きい。
「その都道府県にそれほど思い入れのない聖火ランナーが多い中、福島にとってTOKIOは“恩人”のような存在。住民たちからは辞退を残念がる声があがっている」(地元メディア関係者)
■スペシャルアンバサダーとして全国を訪問
発表によると、昨年12月にジャニーズ側から「スケジュールが合わない」として辞退の申し入れがあったというが、メンバーたちの主戦場はテレビで予定はきっちり決まっているはず。「“スケジュールが合わない”は断るための方便でしょう」というのはスポーツ紙芸能デスクだ。こう続ける。
「辞退した本当の理由は森会長の女性蔑視発言への抗議なのかどうかはわかりませんが、TOKIOの聖火リレー辞退は、ロンブーの淳や五木ひろし、常盤貴子、窪田正孝ら他の芸能人の辞退者とは意味合いがまったく違うんです。というのも、TOKIOは東京都とJOC(日本オリンピック委員会)などが主催で東京オリンピック・パラリンピックのフラッグが全国を巡回した『フラッグツアー』のスペシャルアンバサダーだからです」