旨い物があって気の合う友との酒はイイモンですが…
足の怪我でサッカーがダメになり、役者になったと云うR、「もう三十位になったか」「三十五ですよ」と。そうか、しんどい年格好だ。「焦るか」「ええまあ、石倉サンなんかどうでした?」「俺はさあ焦る程テメーに力があんのか!? っていつも思いながら生きてきたからなあ。何ンとか喰えるようになっても、まあマイペースって奴でやってるよ」
誰もが知ってるサッカーのチームで(アタシャそっちの方は疎いモンで)一流で頑張ってて、しかし怪我というスポーツにはつきもので、一所を懸けたであろう世界に泣いて見切りを付けて、新に役者という世界に挑んできたR、アタクシ風情がああだこうだ云えるモンじゃない。奴の方が余程人生の辛酸をなめているだろうし、まあこのコロナ騒ぎで、廃業せざるをえなくなった役者が、かなりいるとの事。何ンとか廃業までは、いってないんだからな。コツコツやっていくしかネーヨな。とまあエラソーに意見なぞして、Rのような苦労人には何とか世に出て貰いたいと切に願っているんですがネー!! それにつけてもコロナめ、エエーイ! 腹の立つ!!