「さんまのスーパーからくりTV」で人気 下地敏雄さんは今
「すっかり回復したんですが、気がついた時はかなり進行していて、診察の翌日、緊急手術になったのには驚きました。去年だったからすぐに入院できたものの、もし今みたいに新型コロナで医療が逼迫してる時だったら……と考えるとゾッとします」
■オネエキャラは物心ついた頃からの自然体
そもそも、「さんまのスーパーからくりTV」に出演するきっかけは?
「『全日本かえうた選手権』コーナーの参加者募集を知りまして、それに応募したところ旧国立競技場で開催された最終審査まで残ったことですね。それが07年でした。よほどインパクトがあったのか、後日、担当プロデューサーさんから連絡がありまして、08年から『GTO下地先生のウキウキ出張個人面談教室』が始まったのです」
明治大学在学中にタレントスクールに入所したり、藤圭子を発掘した作詞家・石坂まさをさんが審査委員長を務めた新人発掘コンテストに出場したこともあり、以前から芸能界に憧れていた。
「とってもうれしかったわ。ただ、条件を2つお願いしたんです。ひとつは親御さんをスタジオにつくった教室に呼びつけるのではなく私からご自宅へ出向く、ということ。それと平日の授業に差し障りがないよう、収録は土日限定で九州エリアのみ。ギャラ? 公務員なんですから1円もありませんよ(笑い)」