<25>「女性を紹介します」江戸川区の男性から届いたファンレター
江戸川の男性は知り合いのモデルに連絡を取ったが、この女性はスケジュールが合わなかった。そこで自分の代わりにオーディションで知り合った女性と連絡を取った。
それが須藤早貴被告だった。
つまり「女性を紹介する」と言ってきた江戸川の男性は、早貴被告とは一度も会っていないのだ。
それなのに、ドン・ファンが亡くなって世間が大騒ぎしていると、この男性は週刊文春と週刊新潮の編集部にメールを打った。
「私はドン・ファンに彼女を紹介したものです。詳しいことを聞きたければ謝礼の金額を提示して下さい」
まるで競りをするかのような文面だが、この競りで勝ったのが文春である。新潮は、知り合いが私に連絡をしてきたので、「応じることはないよ。どうせ彼は知らないから」とアドバイスしておいた。そのため低い金額しか提示しなかったという。
バカをみたのが文春だ。男性は早貴被告と会っていないので、取材をしたところで詳細を報じることはできない。結局、彼の話は記事にできなかった。それでも少なくない謝礼を支払ったと聞いている。