清野菜名にズボラ女子は似合わない? “偽装結婚”主演作「ハンオシ」の鍵はキュンボタン

公開日: 更新日:

「演技力うんぬんじゃなくて、ヒロインのキャラ的に〈清野より広瀬アリスの方が合うのでは〉なんて指摘もあります。清野本人が持つ“湿度の高さ”がズボラ女子にそぐわない印象はありますが、それは清野も事務所も分かった上でのチャレンジでしょう。本人も、自分とヒロインの性格は全然違うみたいなことを話していますからね」(前出のエンタメ誌編集者)

 テレビコラムニストの亀井徳明氏は「ラブコメの初回は大抵、似たような声が上がるもので、それは制作陣も織り込み済み」と、こう続ける。

「近年のラブコメのヒット作・話題作といえば、長めのタイトルを4文字に省略したり、“俺様イケメンと直情的女子”という設定に“〇〇キュン”というキャッチがあったりと、まるで公式があるかのようです。そうした制約の中でいかにグッとくるものを出すか。そこにハンオシ制作陣のストイックさを感じます」

 気になるのは、ハンオシの放送中に視聴者がキュンとした場面で、スマホを使って「キュンボタン」を押せるという仕掛けだ。


「リアルタイムで見えない誰かと一緒に盛り上がれるという工夫も、今後じわじわ効いてくるかもしれません。初回はもっと露骨な“キュンの押し売り”があるのかなと思ったのですが、それほど押しつけがましい場面はなく、それでも終了5分前に最高の“キュン数”を獲得していました」(亀井徳明氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  2. 2

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 3

    三浦大知に続き「いきものがかり」もチケット売れないと"告白"…有名アーティストでも厳しい現状

  4. 4

    広末涼子容疑者「きもちくしてくれて」不倫騒動から2年弱の逮捕劇…前夫が懸念していた“心が壊れるとき”

  5. 5

    元フジ中野美奈子アナがテレビ出演で話題…"中居熱愛"イメージ払拭と政界進出の可能性

  1. 6

    広末涼子が危険運転や看護師暴行に及んだ背景か…交通費5万円ケチった経済状況、鳥羽周作氏と破局説も

  2. 7

    芸能界を去った中居正広氏と同じく白髪姿の小沢一敬…女性タレントが明かした近況

  3. 8

    佐藤健は9年越しの“不倫示談”バラされトバッチリ…広末涼子所属事務所の完全否定から一転

  4. 9

    中居正広氏、石橋貴明に続く“セクハラ常習者”は戦々恐々 フジテレビ問題が日本版#MeToo運動へ

  5. 10

    中居正広氏《ジャニーと似てる》白髪姿で再注目!50代が20代に性加害で結婚匂わせのおぞましさ

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」