長澤まさみがNHK大河“語りだけ”出演 民放はマネできない超プレミアムな起用法
■民放ならワンクール1000万円以上
「民放ドラマだと長澤さんが出演してくれるなら、“語り”だけでもワンクール1000万円以上は下りません。しかし、NHKであれば大河ドラマの主役級で1本30万~40万円と聞きますから、語りなら1年間通しても数百万円の予算で済むと思います。といっても、それ以前に、民放が長澤さんにドラマの語りのみでオファーしたところで断られるのがオチです」(前出の民放ドラマディレクター)
最近、NHKのドラマでは人気俳優を語りでぜいたくに起用する事例が増えている。現在放送中の朝ドラ「カムカムエヴリバディ」の語りは城田優(35)が担当し、昨年の「エール」では津田健次郎(50)、昨年の大河ドラマ「麒麟がくる」は市川海老蔵(44)が担当した。
「この流れをつくったのが朝ドラ100作目『なつぞら』の語りを担当した内村光良あたりからです。本業ではないだけに作り込んでいない分、彼の温和な性格がそのまま語り口に表れていて大評判となりました。ドラマの雰囲気に合った役者さんを語りで起用することで、初回からドラマの空気をしっかり視聴者に伝えることができるという狙いがあるのだと思います」(ドラマ制作関係者)