石田純一の窮地を救った3億円豪邸売却「売却益は少なくとも数千万円」と専門家
■専門家は「売却後に賃貸選択」も絶賛
「ちょうどアベノミクスが始まったばかりの2013年に、都心に近い高級住宅地にある一戸建てを土地建物合わせて3億円で購入したといわれていますが、まだリーマンショック後の不動産不況が続いていたころで、今では考えられないほどの価格で購入しているはずです。あれからおよそ9年、世界的な超金融緩和で不動産価格が跳ね上がっていますが、加速するインフレ抑制のため金利引き上げ局面に来ているので、不動産価格はそろそろ天井だといわれています。そんな中での売却なので、タイミング的に非常にいい取引になったはずです」(不動産コンサルタント)
現状、不動産市場はマンション人気が高く、富裕層もかつてのように高級住宅地の豪邸よりもタワーマンションの高層階のプレミアム住戸を求める傾向にある。
「マンションよりも値上がり幅が小さいとはいえ、買い値の1.5倍の価格で売却できているはずです。税金が引かれますが、少なくても数千万円の売却益を得ていると考えられます。ちょうど、電通やエイベックスがコロナ禍で本業が傾く中、本社ビルの売却で財務体質を改善させたのと同じです。売り時ではあるものの買い時ではないので、再び物件を購入せず賃貸に切り替えているのも非常に賢い選択だと思います」(前出の不動産コンサルタント)
現在、妻の稼ぎに頼っているという石田。写真週刊誌「フライデー」のインタビューで昨年からスパイ映画の脚本に取り組んでいると話し、本業での再起を誓っているが……。売却益が離婚費用で消えないことを祈るばかりか。