渡部建復帰で児嶋一哉に懸念材料が…アンジャッシュ“コンビ逆転格差”と共倒れリスク

公開日: 更新日:

 芸能ライターのエリザベス松本氏が言う。

「渡部さんの騒動以降、児嶋さんの株は視聴者からも業界内からも上がる一方。芸人としてだけではなく、役者としても認知されています。一昨年の大ヒットドラマ『半沢直樹』での好演が印象に残っている視聴者も多いのでは。アンジャッシュの児嶋ではなく、児嶋一哉として今後も芸能界で活動していけるような地位をすでに確立していると思います」

 さらにこう続ける。

「業界内でもかねて〈優しい人〉として評判だった児嶋さん。男気もあることが、今回の渡部さん復帰でよく分かりました。ただ、芸能界での立ち位置はこれまでとは逆転しており、児嶋さんが断然格上となった今、プライドの高い渡部さんがそれを受け入れられるかどうか。また、児嶋さんが渡部さんをイジることに気を使って……心配です」

 児嶋の重圧、ストレスになる恐れは十分ある。さらに前出の在京キー局関係者はこうも話す。

「渡部の不倫は〈生理的に受け付けられない〉という声が、いまだ圧倒的なのが致命的です。コンビでの活動再開で、非常にクリーンなイメージがある児嶋まで悪い印象を持たれてしまわないか、それを懸念する関係者は少なくありません」

 優しくて男気のある児嶋が選んだコンビ再開という道。渡部がその思いにどう応えるかで、コンビ間の“格差”がさらに広がるか、共倒れのリスクすらありそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  2. 2

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  3. 3

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  4. 4

    中居正広氏&フジテレビ問題で残された疑問…文春記事に登場する「別の男性タレント」は誰なのか?

  5. 5

    TV復帰がなくなった松本人志 “出演休止中”番組の運命は…終了しそうなのは3つか?

  1. 6

    "日枝案件"木村拓哉主演「教場 劇場版」どうなる? 演者もロケ地も難航中でも"鶴の一声"でGo!

  2. 7

    フジテレビに「女優を預けられない」大手プロが出演拒否…中居正広の女性トラブルで“蜜月関係”終わりの動き

  3. 8

    別居から4年…宮沢りえが離婚発表「新たな気持ちで前進」

  4. 9

    ビートたけし「俺なんか悪いことばっかりしたけど…」 松本人志&中居正広に語っていた自身の“引き際”

  5. 10

    フジテレビを襲う「女子アナ大流出」の危機…年収減やイメージ悪化でせっせとフリー転身画策

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…