バカリズムが初の審査員「R-1」 も視聴率イマイチ…それでも優勝者が長く活躍できるワケ
R-1とは、落語の「R」が由来のピン芸人日本一を決めるコンテスト。決勝戦が全国ネットで生放送されるお笑い賞レースでは、いまやコントの「キングオブコント」(TBS系)、漫才の「M-1グランプリ」(テレビ朝日系)と並ぶ3大メジャータイトルである。
4代目王者の博多華丸・大吉の博多華丸(51)、14代目王者のハリウッドザコシショウ(48)、15代目王者のアキラ100%(47)は俳優、CMタレントとしても飛躍。17代目王者の霜降り明星の粗品(29)と18代目王者のマヂカルラブリーの野田クリスタル(35)は、M-1との2冠。昨年王者のゆりやんレトリィバァ(31)は女性芸人ナンバーワン決定戦「THE W」(日本テレビ系)との2冠で、それぞれが得意分野の才能を生かし、マルチに活躍している。
今年の審査員にはバカリズムのほかに、小籔千豊(48)が初参加。5度目となる陣内智則(48)、野田クリスタル、ハリウッドザコシショウの5人が審査。ファイナリストはkento fukaya(32)、サツマカワRPG(31)、金の国 渡部おにぎり(27)、ZAZY(33)、吉住(32)、お見送り芸人しんいち(36)、寺田寛明(31)に、前日行なわれる「復活ステージ」で勝ち上がった1人を加えた計8人。唯一の女性芸人となる吉住は、THE Wとの2冠がかかる。