榊英雄監督の性行為強要に声を上げられない単館系女優の現状
今回の報道を受け榊は、製作関係者や家族、そして性的関係を告発した女優らに謝罪したが、「事実の是非に関わらず渦中の人とされてしまった相手の方々」と表現していた。被害女性に対する言葉ではない。
また、「事実であること、事実ではないことが含まれて書かれております」とまで言い放った。だったら、何が事実で何が事実でないか、ハッキリさせなければならない。謝罪といいながら、およそ被害者への気持ちが感じられない。
性被害は声を上げられない被害者が多いというが、これから女優を目指そうという若い女性が家族にでも相談すれば、「やめて帰ってこい!」と言われるのは当然の成り行きで、余計に被害を相談できない。今後、第5、第6の被害者が名乗りを上げるかもしれないが、単館系映画をキャリアの足がかりにしたい女優の卵は多い。
というわけで、泣き寝入りするしかない。