木村拓哉「未来への10カウント」の成否は生徒役キンプリ高橋海人がカギを握る

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「木曜9時枠はテレ朝にとっては看板ドラマ枠。松本潤×遊川和彦氏作品の『となりのチカラ』が一定の評価を得ながらも数字的にイマイチでしたから、キムタク×福田靖でコケさせるわけにはいかないと、関係者はピリピリしているようです」(制作会社プロデューサー)

 テレビコラムニストの亀井徳明氏はその成否について、「良くも悪くも木村さんのキャラの立たせ方次第」と、こう続ける。

「設定を見る限り、テレビのメインの視聴者であるシルバー世代の共感を呼びそうな作りです。ただ、あまりに木村さんメインに寄せすぎると、長年のファンを喜ばせることはできても〈またいつものキムタクドラマ〉と言われてしまうでしょう。高校が舞台の“学園もの”の要素もあるのなら、生徒役がどれだけ魅力的に描かれるか。そのバランスを見ていきたいと思います」

 ボクシング部部長を演じるKing&Prince高橋海人(22)は、1年前のTBS「ドラゴン桜2」でもメインの生徒役の1人だった。今作では事務所の大先輩キムタクを相手に、どれだけ存在感を見せつけられるのか。それが今クールの“ジャニーズ祭り”の見どころのひとつと言えるかも。

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