“AKB卒NO.1の成功者”川栄李奈の「有言実行」人生 アイドルも女優も結婚も…すべて実現させた
AKB48時代は、歌もダンスも苦手。振り付けも覚えずに劇場公演のステージに立ち、関係者から「出禁」を宣告されたことも。そこでバラエティーに軸足を置くとともに、朝ドラのオーディションを受け始める。何度も落ちれば、諦めそうにもなるところだが、川栄はこう言った。
「逆に朝ドラサイドにも情が生まれないかなって、ちょっと思いました。あいつ、また受けてんの、みたいな」
逆転の発想はこれだけじゃない。中学時代、勉強はできなかったが、「すごく授業態度がいいのと、提出物はちゃんとするので(通知表は)3と2でおさまってた」が、中3になって、塾の先生から「進学は絶望的。どの高校にも筆記試験だったら入れません」と宣告されてしまう。そして「最初の面接に人生を懸けなさい」との仰天の秘策を授けられると、それを実行、みごと合格を勝ち取ったという。
「AKB入りも女優も、キャリアのほぼすべてが有言実行なんです。24歳で結婚し、すぐに子どもを出産したのも、『若いうちに結婚して子どもをつくる』と周囲に宣言していた。結果的に、実力があれば結婚もマイナスにはならないと証明してみせたようなもの」と、川栄を知るスポーツ紙記者は言う。
公開中の映画「クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」ではゲスト声優をこなし、舞台挨拶では、多くの子どもたちから声援を浴びていた。子どももとりこにする人気といい、これからさらなる活躍がありそうだ。