昼ドラ臭が鼻につくフジテレビ系木曜劇場の凋落…話題は松本若菜らの“怪演”ばかり
「松本さんに加え、長谷川京子さん、佐々木希さんといった女優の“怪演”で話題を取ろうという気がしなくもないですけど、それも含めてドラマとしての出来、不出来とは別に〈一体、何を見せてくれるんだろう〉と気になってしまう」(亀井徳明氏)
9日放送の第8話では、佐々木が松下に手錠をかけて屋上から落ちるも大事に至らないという展開に、かなりツッコミが入っていたが、視聴率は低くても楽しんでいる人が多い裏返しか。
「ただ、フジテレビ系の木曜劇場といえばかつて『愛という名のもとに』(1992年)や『白い巨塔』(2004年)など重厚なドラマで視聴者を引きつけていました。それも遠い昔の話で、ドロドロの“怪演”や“ツッコミどころ”ばかりに頼るのは、“看板枠”としてはいかがなものか」(テレビ誌ライター)
7月期の木曜劇場は中島裕翔(28)主演の「純愛ディソナンス」。中島演じる高校教師と女子生徒の〈一線を越えてはいけない関係を描く令和の新・純愛×ドロドロエンターテインメント〉(番組HPから)だ。
やっぱり昼ドラチックというか、ドロドロ……フジテレビ系木曜劇場の看板にドロを塗らないことを祈りたい。