“陰キャ”で伸び悩む上白石萌歌…まだ姉・萌音に「逆転可能」な理由
上白石萌音(24)が橋本環奈(23)とダブル主演を務める舞台「千と千尋の神隠し」が4日に大千秋楽(名古屋・御園座)を迎える。萌音は「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)、「カムカムエヴリバディ」(NHK)、そして今回の舞台と女優として成長を続けてきただけに、次はどんな作品に出演するのか期待が高まっている。
「今、“演技だけでお金を取れる”若手女優は本当に数えるほどしかいません。そのひとりが萌音といえるでしょう」(ドラマ関係者)
■「金田一少年」もパッとせず
そんな萌音の話題になると、常に引き合いに出されるのが妹の萌歌(22)だ。上白石姉妹は2011年の第7回「東宝『シンデレラ』オーディション」で萌歌がグランプリを受賞し、萌音は審査員特別賞を受賞した。デビュー直後の期待度は当然グランプリの妹が上で、萌歌は12年2月に「分身」(WOWOW)でデビューすると、立て続けに話題作に出演。放送中のNHK朝ドラ「ちむどんどん」でもヒロインの妹役、「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)では金田一(「なにわ男子」道枝駿佑)の幼なじみという“オイシイ”役どころを与えられてはいるものの、視聴者の反応はイマイチ。特に「金田一──」は、日本テレビがジャニーズ事務所の次世代を代表するアイドルを起用して制作する人気シリーズだが、平均視聴率は辛うじて6%を超える程度。関係者の評価も姉・萌音の方が常に一歩リードしている。
姉妹の“人気格差”は、どうして生じてしまったのだろうか。