TKO木本の「芸能活動継続」「全額回収」は無理筋か…7億円投資トラブルで信用失墜の痛手

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 総額6〜7億円といわれる巨額投資トラブルに関与したとされる、お笑いコンビTKOの木本武宏(51)。後輩芸人へのパワハラ疑惑で2020年3月に所属事務所の松竹芸能を退所した相方の木下隆行(50)とは違い、木本の業界での評判は決して悪くなかったという。

「収録や撮影後など、仕事終わりに関わったスタッフとも打ち上げに行くなど、気さくな人柄で芸人やタレントだけでなく関係者からの信頼も厚かった。あれだけの金額を集めるのは並大抵のことではありませんが、木本さんならとうなずけるところもあります」(テレビ制作会社関係者)

 有吉弘行(48)も自身のラジオ番組「有吉弘行のSUNDAY NIGHT DREAMER」で、「7億円集めるのは大変。人望がないと無理。俺なんかじゃ無理だろうね」と話しているように、木本の高い信用力がアダとなったといえるだろう。

 木本は運用を担当していたビジネスパートナーに対して、法的措置をとる意向だという。今回、FX(外国為替証拠金取引)や不動産投資での運用を持ちかけられたと報じられている。一般的にも、金融庁への無登録業者など運用資格のない法人、個人による投資勧誘やトラブルはあとをたたないという。

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