宮迫博之「美バ-1グランプリ」で地上波復帰の打算と“火中の栗”を拾う「千葉テレビ」の思惑
それにしてもなぜ、千葉テレビは、不倫騒動で自粛を続けていた渡部建(49)を「白黒アンジャッシュ」でいち早く復帰させるなど、世間からバッシングを受けかねない“火中の栗”を拾うようなキャスティングをしようとするのか。
「当然、千葉テレビ側は渡部や宮迫の事情は百も承知です。千葉テレビは生き残るためにあえて泥水を飲んでるんですよ。ローカル局は、地元のスポンサーに向き合っていかないと生き残れない。そのためには“飛び道具”を使ってでも、とにかく話題にならないといけない。民放キー局が『TVer』で、NHKも『NHKプラス』で番組の同時配信をネットで始めている今、ローカル局である千葉テレビはいまだ旧態依然のスポンサーありきの商売なんです。
スキャンダルで石もて追われたタレントを『駆け込み寺』的に復活させることで話題となり、同時にいい意味でも悪い意味でも局としてのキャラも付く。言わばテレビ版炎上商法です。その上、タレント側からみれば、使ってもらうだけでもありがたいのでギャラは格安。大手芸能事務所とのしがらみもあるキー局にはとてもできない芸当です」(キー局関係者)
ある意味“ウィンウィン関係”なのかも知れない。