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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

広瀬すずや橋本環奈らがこぞって…ギャラも高くない舞台に人気女優が出演するメリット

公開日: 更新日:

 最近舞台を経験したばかりの若手役者にも話を聞いてみた。

■毎日が一度きりの真剣勝負

「舞台は毎日が一度きりの真剣勝負。想像もつかないアクシデントがあったり、観客のリアクションも毎回違うものです。あの高揚した緊張感は、NGを出して撮り直しのテレビや映画に慣れてしまった私には貴重な体験でした。もう病みつきになりそうなくらい、たまらないですヨ」

 若手人気女優たちの舞台進出に、芸能関係者が口を揃えるのは「昔から日本の芸能界には舞台経験が重宝される空気が常にある」という理由だ。

 キャスティングの際、評価が“どんぐりの背比べ”だった場合、舞台経験の有無が明暗を分ける場合もあるといい、女優の格付けの重要なファクターのひとつになっているというのである。

 橋本が、なぜたくさんのテレビドラマのオファーを蹴ってまで「千と千尋」に出たのか、引く手あまたの広瀬すずが、なぜ野田秀樹の演出でロンドンや台湾の舞台を経験したいと望んだのか……マネジメント側の話と、“病みつきになる”と話してくれた若手役者の話を合わせて考えてみると、その答えが透けて見えてくる。

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