高橋メアリージュン「闇金サイハラさん」の豪華な面々 GP帯“ジャニーズ祭り”に十分対抗できる!
そう語るテレビコラムニストの亀井徳明氏は、「『ウシジマくん』の世界を損ねることなく、今の地上波ドラマでできる限界に挑戦しています」と、こう続ける。
「コンプライアンス重視、お行儀がよくなった今のテレビの世界では反発を招くかもしれませんが、バイオレンスやギャグ、“お下品”な感じが程よく配置されていて、地上波でできるギリギリのところで原作の雰囲気を再現しています。主演の高橋メアリージュンさんをはじめ、GP帯でも活躍するぜいたくな出演者の羽根を伸ばしたような演技と、それを面白がっているような演出も楽しい」
ネット上でも《サイハラさんの狂気と美しさサイコー!》、そして共演が光石研、中尾明慶、木南晴夏、勝村正信、野村周平など《深夜なのにスゴ杉メンバー》などと熱く支持するコメントが多い。マキタスポーツはもちろんのこと、岡崎体育が出てくるあたりはファンのツボを心得ている。地下アイドルにハマっていく東大卒サラリーマン役の勝村もさすがだ。
「そして最近注目のイケメンを、GP帯ではできないような役柄で起用するぜいたくさ!『階段下のゴッホ』は神尾風珠さん、『闇金サイハラさん』も宮世琉弥さん。今期のTBS火曜深夜は、イケメンウオッチャーにも外せないでしょう。GP帯は“ジャニーズ祭り”になりそうな秋ドラマですが、TBS火曜深夜の2作品はそれに十分対抗できそうな気がします」(前出の亀井徳明氏)