眞子さまと秋篠宮さまは、直接会話のない冷え切った関係のままでいいのか
さる11月30日に57歳の誕生日を迎えられた秋篠宮さまは、それに先立つ記者会見で3人のお子さまへの思いなどを語った。
全体の印象は、メディアからすれば「曖昧でつまらない内容」だったが、逆にこれまでの会見とは違い、いかにも殿下らしい発言だったのではないか。つまりこういうことだ。これまでの秋篠宮さまの会見といえば、大嘗祭の費用に疑問を呈したり、皇太子さま(現・天皇)の人格否定発言に苦言を呈したりと、口が滑ったのか意図的なのかは分からないが、対立を煽るような発言が少なからずあった。しかし今回の会見ではそういった発言がまったくなかったということで「つまらない内容だった」が、本来、皇族の発言とはそういうものだろう。皇族の中でも天皇や皇太子(皇嗣)の発言は重く受け止められる。政治的意図がなくても周囲がそう動く場合もあるから。だからこそ、対立を煽るようなボールを投げてはいけないのである。国民からすればじれったいかもしれないが、皇族は常にそうあるべきなのだ。
今年の会見では、小室圭さんがニューヨークの弁護士試験に合格したこともあって、秋篠宮さまからは何らかの発言があるのではないかといわれていたが、結果的に余計なことは一切おっしゃらなかった。周囲は「やはり殿下は殿下なんだと安堵した」そうである。