紅白出場歌手は“特別枠”のほうが話題に…予想合戦はそろそろゲームチェンジの時期か
改革は痛みを伴う。これまで長きにわたり紅白を支えてきた高齢者からは批判が出るのも想定内。そこで用意したのが特別枠だが、今年は一段と力が入っている。今年で歌手を引退する加山雄三の歌い納め。続いて幅広い層に人気のある桑田佳祐や松任谷由実の出演。さらに今年亡くなった上島竜兵を偲び2人になったダチョウ倶楽部と有吉弘行の異色コラボ。
YOSHIKIは「THE LAST ROCKSTARS」のメンバーと出演。中高年に根強い人気の演歌枠は昨年、五木ひろしが紅白引退。白組は三山ひろし・山内恵介の2人。紅組は石川さゆりら4人と寂しい限りだが、今年いっぱいで休養に入る氷川きよしが特別枠での出演。
小出しはさらに続く。24年ぶりの紅白出場で話題の工藤静香の応援を兼ね長女のCocomiの共演が決定。松田聖子以来の紅白親子出演となる。
これで終わりと思っていたところに、玉置浩二の安全地帯が37年ぶりの出演。22日放送の「SONGS」に安全地帯デビュー40周年としても玉置が出演したことは、伏線だったかもしれない。初代ドラマー・田中裕二さんが17日に逝去。追悼を兼ねた歌と演奏の披露になる。