福士蒼汰「大奥」好評で高まるNHK大河出演 元カノネタの“ガーシー砲”もノーダメージ
■舞台経験が生きた?
「福士さんといえば18年に熱愛が報道され、そのときのお相手である小澤美里さんとのことをガーシー氏が自身のチャンネルで暴露しましたが、大きな話題にはなりませんでした。あの熱愛報道で“ガチ恋”と呼ばれる面倒なファンが離れ、テレビや映画などの露出が減ったことで、福士さんは『劇団☆新感線』の舞台など経験を積んだ。それが今になって生きてきたのではないでしょうか」(芸能事務所関係者)
一時期はイケメン俳優枠としてCMなどにも引っ張りだこだったが、演技力自体はイマイチ不評と見る向きもいた。そのため、山崎賢人(28)や中川大志(24)にその座を奪われてしまった感もあったが……。
「福士が今回演じた有功は元僧侶で、作中の読経のシーンは、本物の僧侶が読経しているかのような声の響かせ方でした。また、東京出身であるにもかかわらず、京言葉も自然。器用さも感じられる演技で驚いた視聴者が多かったのもうなずけます」(前出の関係者)
ドラマや映画だと見た目の印象に引っ張られ、どうしても同じような役になりがちだが、舞台だと役柄にも幅が出てくる。福士はデビュー当時のインタビューで「時代劇にも出演して、殺陣に挑戦してみたい」と語っていたが、「大奥」の視聴者の中には《ぜひ大河に出てほしい》と早くも時代劇を熱望する声も散見されている。大奥でイケメン俳優の壁を越え、このまま起死回生の新境地開拓なるか?