BiSH アイナ・ジ・エンドにオジサンがハマる訳…岩井俊二監督の最新作に大抜擢で注目
BiSHのメンバーでソロアーティストとしても活躍するアイナ・ジ・エンドが、岩井俊二監督(60)の映画「キリエのうた」(10月13日公開)に主演することが発表され話題になっている。
アイナは映画初主演。路上ミュージシャン役で劇中で歌う楽曲の書き下ろしも担当。出演のきっかけは、岩井監督が脚本執筆中にオンラインライブでアイナの歌声を聴き「この物語の主人公は彼女しかいない!」と思ったことだという。
すぐにオファーを出したところ話は即決。岩井監督は、1996年の「スワロウテイル」でCHARA、2001年「リリイ・シュシュのすべて」でSalyuら、“歌姫モノ”の作品を手がけてきただけに、アイナは「岩井監督に見つけてもらって一生分の運を使い果たしちゃったかなと思うほどうれしかったです」と大喜びだ。
6月29日の解散に向けてカウントダウンが続くBiSHだが、アイナは、同グループのボーカル兼振り付け担当として奮闘中。さる芸能関係者はこう話す。
「そのハスキーなボーカルはまさに『歌姫』といった感じで、22年にはミュージカルで伝説のロックシンガー、ジャニス・ジョプリン役を演じたこともあります。『子供の頃はコミュニケーションが苦手で学校で浮いてしまうこともあった』とテレビ番組で本人が話していましたが、そんな“なにかを抱えている感じ”を漂わせているのも彼女の魅力のひとつ。3月には、撮影中に頭を30針縫う大ケガを負い、『死を意識した』とコメントしています。大事に至らずよかったですが、ある意味、彼女らしいパンクなエピソードです」