ジュリー社長を知る元Jr.が実名で告白「会見要請にも馬耳東風。改革や出直しも絵に描いた餅でしょう」
ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長(56)は創業者ジャニー喜多川氏による性加害と誠実に向き合い、経営改革、社内意識の抜本的改善に取り組むとしているが、10代からジュリー社長を知る平本氏は「タレントなんて、いなくたって構わないというのが本音では」という。
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「マッチ(近藤真彦)が『知ってた、知らないかではなく知っているでしょ』と発言したように、ジャニー(喜多川)さんの性加害は周知のことです。それを姪で取締役でもあったジュリーさんが『知らない』とのコメントをいまだに押し通し、会見要請にも馬耳東風ですから、改革や出直しも絵に描いた餅でしょう」
──ジュリー社長とは同い年で、10代の頃から知っていると。
「ええ。ジュリーさんは、ジャニーズでは母メリーさん(元名誉会長)と同じ事務方です。昨今はプロデュースもしていますが、もともとは制作畑。スタイリストとして、少年隊や光GENJIの衣装を手掛けたりしていた。ジュニアの育成に携わることもなければ、現場に行って、所属タレントと顔を合わせることもない。被害を明らかにした元ジュニアと面会していましたけど、タレントが求めても会う時間をとらないようなタイプ。タレントには『冷酷』と報じられた通りでしょう」
──ジャニーズのみならず、所属タレントは大切な商品では?
「そうなんですけど、皆がファミリー同然とは思っていない。稼げるかどうかがポイントで、そうじゃないタレントなんて、いなくたって構わないというのが本音ではないでしょうか」
■年商1000億円超、資産3500億円とされる帝国は安泰
──近年の退所ラッシュも実は気にしていないと。
「唯一の親族として、トップを引き継ぎましたけど、その職責はタレントをうんぬんというより、ビジネスとして成長し続けること。年商1000億円超、資産3500億円とされる帝国は安泰ですし、面倒なタレント抜きでやれるなら、そんなエンタメ事業を展開したいと考えているような印象です。『ヒトを扱う難しさは分かっているし、モノを扱う仕事をしていきたい』と若い頃、インタビューで語っています」
──ジャニーズファンは驚き、反対するのでは?
「ジュリーさんは80年代、原宿の竹下通りにあった『アイドルワンダーランド』の館長で、そこでは少年隊のグッズが売られたりしてました。また若くして、追っかけファンを仕切ったりもしていた。所属タレントをジュニアを含めて『ウチの子』と呼んでいた叔父さんとは違い、思い入れもそれほどではないのでは」