福山雅治側は「厳しく対処する」と宣言するも…チケット不正転売防止の痛しかゆし
■クライアント向けの縁故チケットは…
こうした「縁故チケット」を廃止する動きも進んでいる。
「業務上、また接待のために、チケットを入手していた我々も大打撃です」(広告代理店の営業マン)
分配不可の措置で、不正転売を撲滅できるのかという疑問、さらにこんな声もある。
「やむを得ない事情で会場に行けなくなったときは『リセール』を実施するというけれど、購入時に先行手数料やら結構な額を上乗せで支払っているのに、リセールに出すときはチケット代のみ。さらに取引が成立しても手数料を取られるってどうなんだ」
「人気のモノやサービスに需要があり、たとえ高くても欲しい、買いたいという人が出てくるのは当たり前。値段が高騰しても需要が落ちないことを需要の非弾力性といって、経済でも当然のこと」
賛否両論あり、これからもイタチごっこが続きそうだ。